おみやげは吹き矢

ちょとやばすぎて現実逃避しにきたよ！

え、ちょっと28日に締切とかいった？いっちゃった？？アルェー？
ワタシの記憶では2日だと思ってたー
あと、原稿2日までっていう日程は合ってたけど、普通郵便で出そうとすると、こっちは29日の午前中が最終締め切りじゃね？？いや、一日で着くか不安だから速達でも29日締切じゃね＾∀＾
アレェェェ？？おかしいなあ…

おかしいな。こんなにヤバいのにクリスティは読み終わるし、不連続な世界も読み終わるし、名もなき毒も読み終わるし、銃夢は大人買いするし、地下街の雨にも手を出してるし。
でも片手にクッキー、Ａ雪ちゃんとこに押しかけて頂いたコーヒーとポッキーで優雅にだべってた（でも内容がみんな病んでるよーｗ）

じぶんにぜつぼうした！
ってこういうこというんだね！

まず、第一陣締切まで、あと2時間！ウフ！
生きてたらまた会いましょう。アデュー！

無駄なだべり（もしくはおしゃべり）略してムダベリ。


昨日の夜布団に入ってから無駄すぎること考えてました。
少女漫画と少年漫画の違い、もしくは女性向けと男性向けの違い。

銃夢って少年漫画ですよね…？ってとこから思考スタート。
少年漫画はそれぞれキャラの個性が光ってる。それを生かした配置と動きで見せるから、大抵は躍動的で、人間の感覚に訴えるものが多いのかな、と。
感覚に訴えるというのは、わくわくどきどき、わ、びっくり！ていうような。

少女漫画は、対して感情に訴えるのが多いような気がするなあ、と思ったんですよ。
台詞回しが絶妙で、「あーあるあるこーゆーの感じたことあるよねー」とか、「今までの人生でこんな場面に出会ったことなんてないけど、わかるよっ！」みたいな。
共感を呼ぶってやつかな。

少年漫画は脳みそで感じる、少女漫画は心で感じる…って違いかなあ。


そこで登場恩田さん。
「ロミオ/と/ロミ/オは/永/遠に」はとっても面白いですよ、と宣伝。
あれは正真正銘少年漫画。あー誰か漫画化してくれぇ…。少年漫画はかたゆで卵なのが、らしくなるんじゃないかな。
「蒲/公/英/草/紙」は少女漫画。いや設定が少女漫画ですけどね。
主人公は病弱なお嬢様。でもってお嬢様を好きな男が二人ほど出てくる。一人は寡黙真面目青年。もう一人は明るくて人懐こいがどこかで人を拒絶してる青年。あーなんてありがちなんだ。
そうそう、これがありがちなのは、きっとこの「三角関係」ってやつが、人の心情に訴えかける際に必要な心理描写を、非常にたっぷりどってり詰め込めるからでしょうねえ。
愛憎嫉妬が渦巻く心理合戦！相手の行動を読みつつ自分の手駒を進めていく戦略！（なんか違う気がする…

まあ、そんな少女マンガと少年マンガの境目なんてどーでもいいんですけどね。
というか、どうしてそんな境目ができたのかってところも、まず重要な気がしてきました。
もしかしてあれですか、戦中戦後のかたっくるしい男女分け政策…いや、違うな明治期かお上品になりだしたのは。歴史わかりませんが（おい）、出版社側が何か変に空気読んだんでしょうかねえ。
以下代表的っぽい思いついたやつをちょっと調べて載せてみる。

集英社1926年設立。少年ジャンプ1968年創刊。
講談社1909年創業。なかよし1954年創刊。少年マガジン1959年創刊。
秋田書店1948年創業。チャンピオン1969年創刊。
小学館1922年創業。少年サンデー1959年創刊。少女コミック1968年創刊。
白泉社1973年設立。花とゆめ1974年創刊。LaLa1976年創刊。

戦後の復興期、もしくは高度経済成長期に生まれたみたいですね。
読者を絞ることで売上を伸ばしたかった…てことはあるのかなあ。だったら両方合わせた方がよくね？
それとも少年少女の多感な時期にお読みあそばせるもんだから、恥じらいを考慮した、とか？
うーんイマイチな説明力。
あ、そっか。別々に分けてどっちも買えば売上は2倍ですぞ（某赤い雪男的に）ってことか！？
それともここは妄想力を逞しく働かせて…少年漫画的に冒険して強くなれよ少年！と奨励しつつ、少女たちには、もっと相手の心の裏側を読めるように練習しておくんだよ、と教本がわりに…

少女漫画を男の子が読んだり、少年漫画を女の子が読むのは当たり前のことになっているようだから、それぞれを分ける必要はあまりないはずですよね。あ、でも戦後の空気読めば男女別々てのは普通で、それを今さら変えるのもちょっと…ていう出版社側の事情なのかな。単に。
最近のたとえば、某正方形合併会社が出しているのとかはどちらか判断難しいの多い気がするし。

ぐだぐだやってるうちに大変時間が経ってしまいました＾＾