ばいばいららばい

今、冲方 丁（うぶかた　とう）氏の「ばいばい、アース」の2巻を読んでる最中です。
まず、ようやく作者の名前の読み方がわかってよかったです。ずっと疑問に思ってました。おきかたていって読むのかなあ？なんて思ってたのに違ってた。

以下、感想なので、拍手お返事を見るというお方は下方の「つづきから」でお返事どうぞー！
拍手ありがとうございます！日記絵への拍手が多いのかなー？


あらすじ
聖星（アース）を夜空にのぞむ世界。剣の国に暮らす少女、ラブラック・ベルは、あらゆる種族的特徴をもたぬ「のっぺらぼう」と呼ばれる少女。種族をもたないとは、月瞳族（キャッツアイズ）や弓瞳族（シープアイズ）のように尖った耳や縦や横に細長い瞳孔、角やひずめ、体毛や尻尾などを持っていないこと。
それゆえ、この土地になじめない、という孤独感をひきずっている。この国を出て、世界を旅すればもしかしたら自分と同じ種族に出会えるかもしれない、とベルは考える。
ベルは「唸る剣（ルンディング）」というおそろしく重く巨大なユリ科の鋼の剣をたずさえ、自分の由縁を探しに行く。

今のところの感想。
初め、世界観についていけなくておいてけぼりーん（´・ω・`）になりました。
ある意味主人公と同じ状態　ｵｳﾌ
独特の世界すぎるので。それを狙ってるならすごいです。
内容的には、十代のさまよえる時期（ちゅうにびょう）の本。
心の在り方とかを真剣に悩むような、生き方を探すような、自分のルーツを探るような。

文章の描き方は、しつこく感じるぎりっぎり手前。繊細で豪奢。
文章自体は真面目。

しかし、時折作者のユーモアセンス…というか書いてて指さして笑ってるところがあるだろ！っていう文章がある。
ケンタウロスが畳の部屋に住んでるって…！
シュールすぐる。

同人誌として読んだらこれほど興奮するものはないだろうな。

で、二巻。

アドニイイイイイイイイイイスッッッッッ！！！！！
（※クエスティオン・アドニスとは、初登場時から中二病をはっきりと臭わせつつ、あきらかに主人公にあてがわれた左側の人です。以上、偏見に満ちた注釈）

てんめっ…！

序盤50ページいかないうちに
「お前、いつか俺の子を産んでみる気はないか？」
とか、とか…とか……！

ＧＪ…………！

いやしかし、これは…
その筋では有名なフラグのひとつじゃあるまいか…？

やっぱり回収しやがったああああああああああああああああああ
だからフラグだっていったじゃないそのセリフははやすぎたんだすべてはやすぎたんだよこのばかばかばかしかもケンタウロスのほうももれなくフラグ回収しやがってだいたい回収が早すぎるんだよどんだけ？どんだけフラグ乱立するの？一級フラグ建築士なの資格持ってるの？

なんかアドニスってワンダっぽい。※わたしの妄想のワンダです。あしからず。
クソがつくほどの真面目さ。一途さ。相手を生きる糧として自分自身に生きる目標みたいのを見つけられない軟弱かつ純情さ。

そして、ページがすすみ



ア　ド　ニ　ス　ぬ　っ　こ　ろ　す　（#^ω^）ﾋﾟｷﾋﾟｷ　←今ココ


＊＊＊
私が見たかったのは、こういう↓


こういうのが見たかったんだよぉぉぉおぉおおおおおｘｘｘｘｘｘｘｘｘｘ！！！！
そして元絵を切り取ったら、図らずもプリクラの構図もしくは写メとってにやにやするアドニスみたいな図になってアドニスに殺意が沸いた。

あと、キム・ヒョンテ氏のカバーイラストのアドニスも素敵なんですが、私の想像する方の獣人なアドニス描きました。










＊＊＊


以下拍手お返事！

つづきはこちら

部屋の中の何かが「ピーッ♪ピーッピッピッ♪」と軽やかに鳴る。

なんとなく古本屋に寄ったら、チョコレートアンダーグラウンド（アレックス・シアラー）が漫画化してて、思わず衝動買い。

絵がかわいい～～～
山川あいじさんという方の手によるものです。かわいいい
スマッジャーがこんなにイケイケ少年になってるとは思いもよらなんだが。あとフランキーがこんなに美少年になってるとは…。全体にものすごく美男美女度が上がってるがまあかわいいからよい。

おもしろかったよ！最後ちょっと感動しちゃった！
でも、一冊に納めるためか、私的名シーンの一つ、「スマッジャー洗脳されちゃった疑惑」が削られてたのはちょっと悲しい。いや、あれが醍醐味だな。

結構シアラー氏の本読んでます。最初はちょっと物足りない感じでしたが、だんだん重いストレートがミットに直撃する感じになってきたよーな感じで今後楽しみです。
シアラー氏は確かおじいちゃん作家で、孫のために物語を書き始めた…とか言ってた気がする。
それだけでご飯3杯いけるよ。爺孫だよおい＞家族愛の話ですヨ？
（つかアニメ映画化して今年の1月封切だったんですか…！驚愕の事実）

あと、購入したのは「七瀬ふたたび」と「パプリカ」、谷川俊太郎訳のマザーグース。
七瀬ふたたびはH姐さんが「おもしろい」と仰ってたので（あと105円だったので）購入したのですが、

お、おもしろい…！！！！！（※読み終わり＾＾

うおおおお！恩田さんがオマージュ捧げてる作品の一つだ！って読み始めて3行で気づいた（笑）
確実に光の帝国に表れてる。うん。七瀬のエロティックを薄めてもうちょっと恐怖ときらめきを水増し添加したら光の帝国になる。

こりゃあ3部作そろえるしかねえ…

あと、面白い本で充填したためか、昨日の夜は絵のアイディアが浮かぶ浮かぶ。
ぽんぽんぽんぽん面白いほど出てくるね！やっぱりエネルギー充填は大切だね！
消えないうちに描きたいんだけど、原稿が…！

************************************************
拍手ありがとうございますっ！
いつも励みになってます！TДT
拍手お返事は続きから！

つづきはこちら

ナナナナンコツー

…おいら、もうダメだ…。

昨日だか一昨日だかこのくっそ忙しい時に会社からまさかの
「レポート提出」

社長はドＳ…！

金が絶望的にないんだぜ…！金金金金金金金金金金金金金金金金金金…
orz（ん？エメラｄ（ｒｙ
バイトしなくちゃいけないけど、そんなことやってるばあいじゃあないんだ…
正月に寝てたのが悪かったｗ

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

古川日出男／サウンド・トラック
……やっべええええええ…！
１ページ目から面白い気配がビンビンしますよォォォ！
やっぱり古川さんは上下二段の分厚い本が調子でるんじゃないかなあっ
このスピード感、臨場感…！うへぇっ（感動のあまり鳥彦出現）

心が打ち震えるあまり、勿体なくて本を閉じてしまうってことありませんか？
次の展開が楽しみだけど、暫しこのまま妄想させて…！みたいな…。

古川さんのすごいところは、「本でしか表現できない」表現を余さず使うとこですね！！
『沈黙』で音楽を文字で表現するという相当な無茶をしていましたが、ああいう挑戦心は大好きです。
（あれ、最初はイミフにもほどがあったけど、何度か読み返すと「おぉ…！考えてみれば音楽を分解して構成するとこういう感じかも…！」とびっくりします）
いつでもレッツトライな人っていいなあ。
聖家族も読みたいなあ…。ＨＰでかなりＣＭしてたよなあ。いしいさんの新刊も出てたんだよなあ。
いや…こんなことやってる場合じゃないんだよ…おれぁ…

暫く潜る（ハズ）なのでご容赦くださいませ！

つい、ナナナ軟骨ーとか馬鹿なことを呟いてしまふ…